前回の記事ではビッグボスの誕生を簡単にですがご紹介しました。
今回紹介するのはMGSPWです。
年代的にはMPOがMGS3の次になるのですが、全体的なストーリーとして見てもあまり反映されている感じがなく小島秀夫監督作品ではないため今回はMPOの細かい話は割愛します。
今後の記事で補足記事を考えてますので、そちらでまたご紹介します。
では、MGS3でビッグボスの称号を得たスネークのその後を見ていきましょう。
舞台はスネークイーター作戦より10年後、1974年です。
スネークイーター作戦後、スネークはFOXを除隊します。
その後ある作戦で敵として出会ったカズヒラ・ミラーと意気投合し、MSF(国境なき軍隊)を設立。
各地の紛争に金で雇われる傭兵団として活動していました。
そして、南米コロンビアである依頼を受けることに。
依頼主はコスタリカ国連平和学校の教授を名乗る男、ガルベス。
そしてその教え子のパス。
ガルベスの依頼は軍隊を持たない国コスタリカに現れた謎の武装集団を追い出すこと。パスはその集団に捕まり乱暴されたと。
スネークはガルベスはKGB(ソ連の諜報機関)の関係者ではないかと疑います。
ガルベスはKGBの人間。謎の武装集団の正体はCIA(アメリカの諜報機関)でした。
スネークがガルベスをKGBの人間だと言い当てると、ガルベスは目的を話し始めます。
中米を確保すること。それがKGBの目的でした。
南北アメリカをつなぐ「へその緒」であるこの場所を抑えることが出来れば、南北アメリカの生産、流通が遮断され同時にソ連はアメリカ全土を射程に収める基地を手に入れることができるのです。
「中央アメリカを取ったモノこそが冷戦に勝つ。」
ソ連はニカラグアにいるFSLN(サンディニスタ民族解放戦線)を支援し、ニカラグアを社会主義化させる。
簡単にいえばソ連はFSLNという団体を使ってその土地を取ってしまおうとしているんですね。
そして、その隣コスタリカに部隊を送り込みその妨害をしようとしていると話します。
さらにCIAは何か活動をしている可能性があるとも話しました。
ガルベスはあるカセットテープを差し出します。
それは集団に捕まったパスの友人がコスタリカの森の中で録音したテープでした。
中には二人の女性の会話が録音されています。
一人は知らない女性の声。
しかしもう一人の女性の声には聞き覚えがありました。
忘れるわけがない声。
間違いなくザ・ボスの声でした。
ボスがまだ生きている?動揺するスネークは「パスの為だ」と言い依頼を引き受けます。
MSFは依頼の報酬にもらったカリブ海にある洋上プラントを拠点に活動を開始します。
スネークはコスタリカにCIAの手によって核が持ち込まれていることを知ります。
FSLNの司令官の娘であるアマンダ、弟のチコと出会い現地の情報を集め、武装集団の運ぶ核らしき積荷を追います。
その先で科学者であるヒューイと出会います。
そして武装集団はコールドマンという男が引き連れ、コールドマンは核を撃つつもりだとスネークに話します。
ヒューイとストレンジラブ博士の開発した「ピースウォーカー」という兵器。
これにAIを載せ、核の発射をAIの判断で行わせることで抑止力として働かせる計画「ピースウォーカー計画」をCIA、コールドマンは進めていたのでした。
そして、このAIにストレンジラブ博士はザ・ボスを選び記憶を入力。カセットテープで聞いた声はこのAIの声だったのです。
コールドマンは「核抑止を実現するには核が撃てることを証明する必要がある」と話し、カリブ海にあるMSFのマザーベースを標的に選びました。
ピースウォーカーはあくまで防衛のシステムであるため、AIがカリブ海を標的にせざるを得ない偽装データを入力するつもりでした。
そこへガルベスが姿を現し、キューバに核を撃つと言い放ちます。
コールドマンとガルベスは手を組んでいましたが、ガルベスはコールドマンに発砲。
しかし、FLSNの活躍でガルベス、コールドマン共に拘束されます。
事が落ち着いたかのように見えたその時、コールドマンは隙を見て偽装データをピースウォーカーに送信。
ピースウォーカーは起動しますが、ある仕掛けが動き出します。
それはNORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)へ偽装データが送信されること。
つまり、アメリカには核ミサイルが飛んできたと見えてしまうのです。
核の報復の連鎖が始まってしまう!と慌てるカズヒラにコールドマンは続けます。
彼らは核を撃つことは出来ないと。
コールドマンは人間の意思では核を撃つことは出来ないと政府自身に証明させようとしているのでした。
つまりAIは核発射をすることができる、ピースウォーカーの必要性を証明したいのです。
アメリカへのミサイルはないとはいえ、アメリカが報復をしないとは限りません。それにガルベスの設定させた偽装データでピースウォーカーはキューバへは核ミサイルを撃ち込んでしまいます。
ピースウォーカーを攻撃し、核発射を阻止するスネーク。
ですが、偽装データの送信は止まりません。
そして、やられるくらいなら道連れにと報復しようとするアメリカ。
ビッグボスはアメリカへ交渉、そしてピースウォーカー本体の破壊も試みますが止めることは出来ません。
諦めかけたその時、辺りにピースウォーカーからボスの歌声が響き渡ります。
ピースウォーカーは動き出し、自ら海に沈んでいきます。
そして、水圧で内部はショートし偽装データは止まりました。
再び世界を救った英雄に向けてスネークは敬礼をし、額に巻いたボスのバンダナを投げ捨てました。
そして、スネークはボスとは違う生き方をすることを選び。
自らをビッグボスと名乗ることを決めるのでした。
というわけで次の記事に続きます!!
ここで区切ったのはここからの話が本当のPWのお話だからです!!!
次回の記事はネタバレ必至…。
自分の目で確かめたい方は飛ばしてくださいww
PWの後はGZを紹介して、MPOをはじめ補足の記事を書いていきます!!
Unknown
かくれんぼゲームだけあって本編はかくれんぼですよね!
PWといえばパスとスネークがイチゴヤドクガエルについて話していたカセットが好きです。
Unknown
一通りクリアまでと、完全クリア後ではストーリーや人物の印象が全く変わりますからね
二度おいしいというか、おいしくないというか、悲しいというか、、、
記憶があいまいですが
本編をクリアするまではセーブデータのアイコンのスネークの背景が黄色
その後の完全クリアで背景が赤になるんですよね
この辺りにも意味があるんだろうな
更新早いですね!
お疲れ様です!
早い更新はとっても嬉しいのですが、どうか無理はしないで下さいね!
私はPWから入った、ニワカ者です。
当初、「スネーク」が何人もいる事を理解できず、ずっと「?」が頭の上で瞬いてました。
ストーリーや、出てくるキャラクターの個性に惹かれ、メタルギアソリッドというゲームに触れる機会を得る事ができた、一番好きな作品です。
次回の更新も、待ってます。
Re:Unknown
山田孝雄(仮)様>かくれんぼゲームですからね!!
PWは本編よりテープを聞いていた時間の方が長かったように感じますwww
Re:Unknown
機械猿様>コメントありがとうございます!
そうなんですよね…今までのメタルにはない驚きというか哀しさがありました…。
黄色は味方、赤は敵という意味でしたからビッグボスはこれから「ソリッドの敵」もしくは「世界の敵」として生きていくというような意味合いがあるのかもしれませんね!!
Re:更新早いですね!
カニつ様>ありがとうございます!!
書き始めるとなかなか止まらなくなりましてww
PWから入っても、にわかにはならないですよ!PWがファン層を見事に広げた作品でもありますし、もともとメタルは途中から入りにくいゲームでしたから人気が出てファンとして嬉しいです☆
懐かしい・・・俯瞰カm
懐かしいですな
後付けやらで多少設定や背景が変わったりもしてましたが、作品一つ一つも見ても全部通して見ても素晴らしいストーリーだと思います。
さすが映画監督志望だった人が作ったことはある
でもやっぱり ヒーロー としてボスを見てきた私はこれからのボスの物語は胸が痛むというか虚しいというか
しかし改めて振り返ってみると 壮絶ですね 色々と
これからMGSはどうなって行くんでしょう
MG,MG2の物語もリメイクして辻褄が合うように・・・なんてしてくれないかな
なにはともあれ、記事お疲れ様です!
私の考察をぜひ参考して頂けないでしょうか
いつもMGS5に関する考察を楽しく読ませて頂いております。
インターネットで様々な情報を見ていて気になるものがありました。
MGSGZメインミッションに出てくる衛生兵(メディック)の声が大塚明夫さんなのではないかということです。
私も実際に聞くと雰囲気というか声質が似ている印象を受けました。
また、既知の事実かもしれませんが海外向けの病院内で昏睡から目覚めたスネークが包帯男と行動する実機デモシーンにおいてその包帯男の声が海外版スネークの声優であるキーファサザーランド氏と同一であるそうです(私本人は外国人の声を聞き分けることが苦手なので未確認ですが)
ここからは私自身の考えとなってしまうのですが、海外版TPP実機デモシーンでは包帯男とスネークが同じ声、日本版GZではメディックとスネークが同じ声(海外版GZは未確認です)といったことから包帯男の正体はメディックなのではないかと。
またGZでパスの爆弾が爆発したと思えるシーン、スネークのことをメディックが庇っているように私は見えました。その結果顔を包帯だらけにするほどの重症をと。さらにEDでのスタッフロールを確認したところメディックの声優に関する紹介がありませんでした。モルフォに関する紹介もないので全て「兵士」の項目にまとめられているとしたら私の考えは見当違いになってしまいますがね。
稚拙で長い文となってしまい申し訳ありません。ここまで読んで頂き本当にありがとうございます。
お久です!
お久しぶりです。えぇ
PWは人間の心情の裏表があったので、それを理解するために何回もやりましたね~。もう一回やっとこうかな~。
話は変わりますが、TPPの公式に変化がありましたね……あの時計…(ゴクリ
Unknown
私です。
公式サイトにも変化が・・・・。
情報を手に入れました。
はい、すでに奴らは動いています。
はっ、このまま監視を続けます。CIA長官
ガチャ、ツー、ツー。
ガチャ、ジー、ジー、ジー。
・・・ええ、私です。
奴らはリーク情報を手に入れたと思っています。
ブラフだとも知らずに。
本物は我らの手中にあります。
我らが主赤白ぼうき、ではまた。
Re:懐かしい・・・俯瞰カm
シャラシャーシカ様>毎度最後の作品として作ってるので仕方ないですね(^◇^;)
でも逆に言うと話の繋げ方はすごいですよね!!
MGのリメイクはとても期待しています♪
せっかくなら全て綺麗に繋げて欲しいです!!
ありがとうございます!!
また書きますのでお楽しみに☆
Re:私の考察をぜひ参考して頂けないでしょうか
ジョニー佐々木様>いつもお読みいただいてありがとうございます!!
なるほど…では早速今書いている記事内で考察書いてみます。
情報提供感謝いたします☆
Re:お久です!
MSF志願兵様>お久しぶりです!!いつも嬉しいです!!
TPPが遂に発表されましたね…!!
これから発売に向けて皆さん節約生活かな?www
Re:Unknown
オチェロット様>あぁ、私だ…。
誰もお前がCIA、KGBとのトリプルクロスであるとは気づいていまい…。
我々は全てを見ている。
引き続き諜報活動を期待しているぞ。オチェロット…。
(電話のシーンを逆算するのは難しいwww)